3 March 2017

2017 東京サービスデザインジャム – Event Recap

先週、Global Service Jam(グローバルサービスジャム)シリーズの一環として、 Designit Tokyoは、東京サービスデザインジャム2017を主催しました。グローバルサービスジャムは、世界中の様々な都市で、同時期に人が集い、1つのテーマに沿って、サービスをデザインするイベントです。 今年もイノベーション、実験、共創、そしてインスピレーションに溢れ、充実した内容となりました。

Hello? lo? o? o.

グローバルの主催者から発表された今年のお題は、“hello? lo? o? o.” 。ワークショップが始まってからお題を知らされた参加者は、コミュニケーションに関連したトピックを連想したようでした。

デザインの学生から様々な分野のエキスパートまで、非常に多様なバックグラウンドを持つ人々が集まり、新しいサービスの創出のため、チームを組んで作業にあたっていました

 

グローバルとのつながり

今回、世界中の100を超える都市がGlobal Service Jamに参加しました。東京は、シンガポール、深圳、北京など、アジアの他の都市とスカイプでつながり、アイデアやプロトタイプの進捗について、コミュニケーションをとりながらイベントを行いました。

 

イベントで創られたアイデア

週末の2日間、参加者たちは、コミュニケーションにおけるエラーに着目し、2つのチームに分かれて、様々な面からアイデアを創り込んでいきました。

今年のイベントは、「未来へのジャム」と名付けられていたこともあり、「Space Jam」チームはより未来的なシナリオを検討し、「地球外生命体が定期的に地球を訪問するようになった未来」を想像して、作業を進めていました。そして、地球人と地球外生命体とのコミュニケーションにおいて誤解が生じるのを避けるため、「Space Jam」チームは様々なコミュニケーション・ツールを備えたサービス・センターのコンセプトを創り出しました。最終的にこのコンセプトから、ステークホルダー・マップ、サービスを展開するロードマップ、3つのプロダクトのプロトタイプを作り上げました。

もう一つのチーム、「ヘローワールド」チームは、異なるバックグラウンドを持つ人々の間で起こりえる、共通理解におけるギャップを埋める方法を考えました。「CICI」と名付けられたサービスは、普通の翻訳機の域を越え、文化、世代、更には性別の違いを踏まえた解釈・翻訳を行います。この実用的な利用方法としては、海外との取引がある企業のコミュニケーションにおける問題を減らすこと等が考えられていました。アイデアを具体化するものとして、アクターズ・マップの作成、プロトタイプの制作とテストが行われ、最後にサービスのデジタル・タッチポイントを発表しました。

 

話すのではなく手を動かす

グローバルサービスジャムは、プロトタイプを創り、アイデアをテストすることで、具体的なサービスを作り出すことに重点を置いています。

結論が見えないままにディスカッションを長々と続けるよりも、簡単なモックアップを作ってアイデアをテストする方がより効果的です。
それに加えて、チームで何かを一緒に作り、アイデアを具体化することは、楽しいことでもあります。参加者が、簡単なモックアップを創ってテストを行い、他の人からのフィードバックに基づいて改善するという流れができる様子を見て、私たちDesignitのメンバーは嬉しく思いました。

結果として、このイベントは素晴らしいものになりました。ご参加いただいた方、本当に有難うございました。この課題を解決するために一緒に48時間を過ごし、私たちDesignit Tokyoも新たな活力を得ました。また、皆さんがサービス・デザインのセッションを楽しんでいただけたのであれば幸いです。

もしこの記事を読んで、いいなと思ったら、来年は必ず参加してくださいね!お待ちしています。

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